皆さんは「DOS」というゲームを知っていますか?日本でも親しまれている「UNO」の公式続編ゲームがDOSなんです!
今回はUNOとDOSの違いを、DOSのルールを説明しながら紹介していきます。
DOSとは
DOSとは、UNOを販売する「マテル」から新たに登場した、UNOの正統続編カードゲームです。カードデザインはUNOと似ており、UNO同様数字と色で構成されるカードを用いて競うゲームになっていますが、別のゲームなので勿論ルールは異なります。
UNOは知っているけどDOSは知らないという人も多いと思います。ここからはDOSのルールを説明しながら、UNOとの違いを紹介していきます。
DOSの遊び方
DOSで遊ぶための準備ですが、DOSの一つのカードセットは赤、青、緑、黄の4色のカードと「ワイルドDOS」カードと呼ばれる黒ベースのカードからなります。各色のカードには1〜10の番号と数字の代わりに#が書かれたカードがありますが、1〜10の中で2のカードだけは各色にありません。ワイルドDOSカードには全て2が書かれています。UNOでいうドロー2やドロー4、スキップやリバースに相当する特殊カードはDOSにはありません。
カードを7枚配ってゲームスタート
カードセットは全てまとめてゲームに用います。「プレイヤー全員でカードを一枚ずつ引き、最も大きな数字を引いた人を親にする」などの方法でゲームの親を決めると、親から各プレイヤーに7枚ずつ、ランダムにカードを配ります。残ったカードは山札として伏せた状態で置き、親の左側にいるプレイヤーからゲームスタートですよ。ここまでは特別UNOと違うという部分もありませんよね。
ゲーム開始時に山札から二枚めくってセンターカードにする
ですがゲームのルール自体は割と独特。まずゲームスタート時、UNOでは山札から1枚めくってゲームを始めるというところで、DOSでは1枚ではなく2枚めくってその両方をセンターカードにします。プレイヤーはそれぞれ自分の手番で、センターカードにマッチするカードを手札から出すのですが、この「マッチするカード」というのは基本的にセンターカード一枚と同じ数字のカードになります。マッチのさせかたにはいくつか種類があります。
シングルナンバーマッチ
センターカードと同じ数字のカードを手札から出すと、シングルナンバーマッチとなります。
ダブルナンバーマッチ
DOSでは、手札のカード2枚の数字を足してセンターカードの数字と同じにすることで、その2枚の手札を出す事ができます。この方法はダブルナンバーマッチと呼びます。
シングルカラーマッチ
DOSではセンターカードと同じ色で違う数字のカード1枚を出すことはできません。一方で同じ数字であれば違う色でも出すことができるのですが、同じ数字かつ同じ色なら「シングルカラーマッチ」として、カードを出した後に更に手札の1枚をセンターカードとして場に出すことができます。自分の手札を減らすことが出来るので強力です。
ダブルカラーマッチ
ダブルナンバーマッチの要領で2枚のカードを出す時、その2枚の両方がセンターカードと同じ色であればダブルカラーマッチとなります。この時シングルカラーマッチの時と同様自分は手札の1枚をセンターカードとして場に出すことができ、更に他のプレイヤー全員に山札から1枚カードを引かせる事ができます。最も強力なので積極的に狙っていきたいですね。
なお、2枚出すカードのうち、1枚だけがセンターカードと同じ色の場合、ダブルナンバーマッチとなります。
マッチするカードがない場合は1枚カードを引く
このように、手札の出し方はUNOとは大分違うDOS。一方で、自分の手番で出せるカードが無い場合はUNO同様山札からカードを1枚引くこととなります。ここで引いたカードによってセンターカードとマッチ出来るようになった場合、カードを出すことが出来ますよ。カードを引いてもマッチ出来なかった場合は、自分の手札の中から一枚選んでセンターカードの隣に表を上にして置くことになります。センターカードが増えるのですね。
マッチしたカードは捨て札に
マッチしたカードは捨て札とします。場から流すのですね。この辺りも、一つの場でずっと続いていくUNOとは大きく違いますね。センターカードは常に最低2枚、上限はありません。手番の終わりにセンターカードが1枚しかない場合は、山札から1枚めくって2枚とします。
勝敗の決め方は?
残り手札が2枚になったプレイヤーは「ドス!」と叫びます。UNOでは1枚で「ウノ!」と叫びますが、それのDOS版ですね。言い忘れを指摘されたら2枚引くことになります。
誰かの手札がなくなればラウンドを終了し、他のプレイヤーの残り手札の点数を計算します。点数は、数字のカードはそのまま数字の点数。#のカードは20点で、ワイルドDOSカードは40点です。他のプレイヤーの点数全てが、上がったプレイヤーの点数となります。
ラウンドを繰り返して、最初に合計200点を獲得したプレイヤーが優勝です。
「最初に上がったプレイヤーが勝ち」でもいいかも
数ラウンド行い、得点で勝敗を決めるというルールは、実はUNOとの共通点なんです。でもUNOで遊ぶ際に、「一試合ごとに一番初めに上がった人が勝ち」「誰かが上がった後も最後の一人が残るまでゲームを続ける」というルールで遊ぶ人も多いのではないでしょうか。DOSで遊ぶ際にも、ポイント制は無視して遊んでもいいと思います。
#とワイルドDOS
最後に特殊カードについて紹介します。#が書かれたカードは「ワイルド#カード」と呼び、これは1〜10のどの数字にも指定して使えるカードです。センターカードに出た時も自由な数字として使えるので、ダブルカラーマッチも成立させやすいですよ。
ワイルドDOSカードは好きな色として使うことが出来るカードです。ただ、数字が2に固定されているので、UNOのワイルドカードよりは制限がかかるカードになりますね。
DOSのルールについては以下の動画も要チェックです!
最後に
今回はDOSのルールやUNOとの違いについて紹介しました。UNOとはまた違った魅力があるDOS。皆さんも是非遊んでみてくださいね。