世界の七不思議とは?遊び方や魅力は?第二版との違いについても

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世界の七不思議とは?遊び方や魅力は?第二版との違いについても

世界で最も多くの賞を獲得したボードゲームの一つとして、不動の地位を誇る「世界の七不思議」。古代世界の偉大な文明を率いて都市を発展させる壮大なテーマですが、一体どのようなゲームなのでしょうか。今回は、初心者にも分かりやすいルールやゲームの魅力、そして現行の第二版で何が変わったのかまで徹底調査しました。

目次

「世界の七不思議」とは?文明を育てる壮大な世界観

世界の七不思議は、プレイヤーが古代世界の7つの大都市のうちの1つを率い、3つの世代にわたって文明を発展させていくカードドラフトゲームです。

古代の建造物を巡る歴史ロマン

プレイヤーは、ギザのピラミッドやアレクサンドリアの灯台、オリンピアのゼウス像といった、歴史教科書に登場する世界の七不思議を自国に建造することを目指します。ゲームは第I世代、第II世代、第III世代という3つの時代で構成されており、ピラミッドなどの建造物を一段ずつ完成させながら、軍事力、科学技術、商業、文化などのさまざまな分野で他の文明と覇を競い合います。

世界中のゲーム賞を総なめにした名作

アントワーヌ・ボザ氏によってデザインされた本作は、2011年に世界で最も権威のあるドイツ年間ゲーム大賞のエキスパート部門を受賞しました。その他にも国際的なボードゲーム賞をまたいで何十もの賞を獲得しており、国内外のボードゲームカフェや愛好家の間では、一度は遊ぶべき不朽の名作として語り継がれています。

意外と簡単?世界の七不思議の遊び方とルール

壮大なテーマとは裏腹に、ゲームの基本システムは非常にシンプルで洗練されています。カードゲームの定番システムであるカードドラフトを理解すれば、初心者でもすぐに遊ぶことが可能です。

手札を回すカードドラフトシステム

ゲームの核心となるのがカードドラフトという仕組みです。各世代の開始時、すべてのプレイヤーに7枚のカードが配られます。全員がその手札から自分が使いたいカードを1枚だけ選び、残りの6枚を隣のプレイヤーに裏向きのまま一斉に渡し、これを手札がなくなるまで繰り返すことで、全員の街にカードが並んでいきます。

1枚のカードに対する3つの使い道

選んだ1枚のカードを使用する際は、まず木材や鉱石などの資源を支払い、自分の前にカードを出して街の施設を充実させる建造物を建てる方法があります。また、手札のカードを裏向きにして自分の七不思議ボードの下に差し込み、自国のシンボルを建造して七不思議を発展させることも可能です。さらに、カードを捨て札にする代わりに銀行から3コインを獲得して売却し、資金にする手段もあります。これは資源が足りない時や、隣のプレイヤーに渡したくない強力なカードをカットしたい時に有効な戦略です。

世代の終わりに行われる軍事対決と得点計算

全員が手札を回し終えると1つの世代が終了し、両隣のプレイヤーと軍事力の強さを比較する軍事対決が発生します。勝てばプラスの勝利点、負ければマイナスのトークンを受け取ります。これを第III世代まで繰り返し、最終的に文化施設、科学シンボルの組み合わせ、商業、軍事、七不思議の完成度など、あらゆる要素から算出された勝利点が最も高いプレイヤーが勝者となるのです。

プレイヤーを虜にする「世界の七不思議」3つの魅力

発売から長年が経過した今もなお、これほどまでに世界中でプレイされ続けているのには、他のゲームにはない圧倒的な強みがあるからです。

何人でもプレイ時間が変わらない

多くのボードゲームは、参加人数が増えるほど自分の番を待つ時間が長くなり、全体のプレイ時間も伸びてしまいます。しかし、世界の七不思議は全員が手札から1枚選んで隣に渡すというアクションを全員同時に行うため、3人で遊んでも、最大の7人で遊んでも、ゲーム終了までにかかる時間は約30〜40分とほぼ変わりません。大人数が集まるゲーム会でもダレずにサクサク遊べる点が、非常に高く評価されています。

両隣との関係性だけで完結する絶妙な相互作用

最大7人という大人数ゲームですが、プレイヤーが直接関わるのは自分の左隣と自分の右隣の2人だけです。カードを渡す相手、軍事力で戦う相手、足りない資源をお金を払って買い取る相手はすべて両隣の文明になります。そのため、視野が広すぎて混乱することがなく、かつ隣のプレイヤーが欲しがっているカードを妨害しよう、隣が軍事力を上げてきたからこちらも防衛しようといった適度なジレンマを毎ターン楽しむことができます。

無数の勝ち筋が存在する

このゲームには、これだけをやれば勝てるという絶対的な王道ルートは存在しません。軍事力を極めて他国を圧倒するルート、パズルのように科学シンボルを揃えて後半に得点を爆発させるルート、商業施設を建てまくってお金の力で他国の資源を買い漁るルートなど、配られた七不思議ボードの特性や、流れてくるカードの状況に応じて臨機応変に戦略を切り替える楽しさがあり、何度遊んでも新鮮なリプレイ性を誇ります。

第一版と第二版は何が違う?

世界の七不思議は、2020年にコンポーネントやアートワークを全面的にリニューアルした第二版が発売され、現在流通しているものの多くはこの第二版です。かつての第一版から具体的に何が変わったのか、主な違いをまとめました。

アートワークの一新とボックスの大型化

最も大きな変更点は、カードや七不思議ボード、パッケージのイラストが現代的でより洗練されたグラフィックに描き直されたことです。ボックスのサイズも一回り大きくなり、中身のコンポーネントを綺麗に整理して収納できる専用のインサートが標準装備されました。これにより、片付けや準備の手間が劇的に軽減されています。

アイコンの視認性と配置の改善

第一版では一部のカード効果や資源の表記が分かりにくい部分がありましたが、第二版ではアイコンのデザインが見直され、直感的に理解しやすくなりました。また、カードを重ねて並べた際にも、左上の効果やチェーン構築のマークが隠れずに一目で確認できるよう、レイアウトが最適化されています。

ゲームバランスの微調整

一部の強すぎた七不思議ボードの効果や、カードのコスト、配置枚数などに細かな調整が加えられました。これにより、どの文明を選んでもよりフェアで緊迫したゲーム展開が楽しめるようになっています。さらに、カードの裏面が夜の文明をイメージしたダークなデザインになり、各世代の区別がより明確になりました。なお、第一版と第二版はカードの裏面やサイズが異なるため、拡張セットを購入する際は版が一致しているか確認する必要がある点に注意が必要です。

まとめ

世界の七不思議は、古代文明を舞台にカードを回しながら自分だけの都市を築き上げるボードゲーム界の大傑作です。同時プレイによって人数に関わらず短時間で遊べる利便性と、両隣との資源のやり取りが生む深い戦略性が融合しています。現行の第二版はより洗練されており、大勢で上質な時間を探している方に最適です。

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