気の知れた仲間達と集まってワイワイ楽しい飲み会。ただお酒を飲んで楽しく話すだけではなくゲームなどを取り入れてもとても盛り上がります。
今回はトランプを使って盛り上がれる定番の飲みゲームを紹介しますので、是非覚えて遊んでみてください。
キングスカップ
キングスカップとは、トランプを使った飲み会向けのゲームです。各カードそれぞれにアクションが割り当てられており、プレイヤーは順番にカードを引き対応したアクションを行いながらゲームが進行していき、4枚目の『キング』を引いたプレイヤーが、”キングスカップ”に入っている飲み物を一気飲みするというゲームです。
基本情報
キングスカップの基本情報は以下の通りです。
プレイ人数 | 4人以上 |
必要なもの | 飲み物 コップ1個(キングスカップ) |
遊び方
よくシャッフルしたトランプを中央に裏向きのまま置き、これを山札とします。各プレイヤーは順番に山札からカードを1枚引き、引いたカードの数字に対応したアクションを行いましょう。(対応アクションは後記)
4枚目のキング(K)を引いたプレイヤーは、キングスカップに入っている飲み物を一気飲みして、ゲームが終了します。カードの数字に対応したアクションは地域やルールによって様々ですが、以下は一般的な割り当てとなるため参考にして下さい。
カード | アクション |
A | カードを引いた人がドリンクを飲み始めると隣の人も飲み始め、次の人も順番に飲んで行きます。最初に飲み始めた人が止めるまで飲み続けなければならない |
2 | カードを引いた人が誰か1人を指名。指名された人はドリンクを飲まなければならない |
3 | カードを引いた人はドリンクを飲まなければならない |
4 | 参加者の内、女性がドリンクを飲む |
5 | カードを引いた人の左右の人がドリンクを飲む |
6 | 参加者の内、男性がドリンクを飲む |
7 | 参加者全員がドリンクを飲む |
8 | カードを引いた人は誰か1人を指名する。指令された人は、カードを引いた人がドリンクを飲む際に一緒に飲まなければならない |
9 | カードを引いた人が新たに決めたルールをひとつ追加します。例として「英語禁止」というルールを追加した場合、そのルールを破った人はドリンクを飲まなければならない |
T | カードを引いた人がゲームを指定。そのゲームに負けた人はドリンクを飲む |
J | 全員で山手線ゲームをし、負けた人がドリンクを飲む |
Q | カードを引いた人が他のプレイヤーに質問をする。質問された人はそれを無視して他の人に質問を投げかける。質問に答えたり流れを止めてしまったりした人がドリンクを飲む |
K | カードを引いた人がキングスカップに好きな量のドリンクを注ぐ(3枚目まで)。4枚目のキングを引いた人はキングスカップに入っているドリンクを一気飲みする |
インディアンポーカー
インディアンポーカーも飲み会など大人数で楽しめるトランプゲームの定番です。各プレイヤーそれぞれに1枚ずつカードが配られ、自分のカードが相手よりも強いかどうかを判断する心理戦が楽しめます。
基本情報
インディアンポーカーの基本情報は以下の通りです。
プレイ人数 | 3人以上(おすすめは5人以上) |
必要なもの | トランプ1組(ジョーカーは無くても可) |
カードの強さ | 2<3<4<……<Q<K<A |
遊び方
ゲームに参加するプレイヤーは輪になって座り、各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつカードが配られます。この時配られたカードを見てはいけません。
全員に配り終えたら、「せーの」の掛け声と同時に自分に配られたカードを額に掲げて自分以外のプレイヤー全員に見えるようにします。自分以外のプレイヤーの数字を見て、お互いにそれぞれのカードについて会話をしましょう。例えば「あなたのカードは弱いから降りた方が良い」や「強いから勝負するべき」など、もちろん嘘の情報を伝えてもOKです。
その会話の中から自分のカードが相手よりも強いのか弱いのかを推理し、もし相手の方が強そうだと思ったらゲームから降り、勝てそうだと感じたらそのまま勝負します。そして勝負を続行したプレイヤーは「せーの」の掛け声と同時にカードをオープンし、1番弱い数字のプレイヤーが負けとなります。
ハイロー(ハイアンドロー)
ハイアンドローとは、次のカードが今場に出ているカードよりも大きいか小さいかを当てるという非常にシンプルなゲームなため、ルールを知らない人でもすぐに覚えて楽しむことができます。
基本情報
ハイロー(ハイアンドロー)の基本情報は以下の通りです。
プレイ人数 | 2人以上 |
必要なもの | トランプ1組(ジョーカー除く) |
カードの強さ | 2<3<4<……<Q<K<A |
遊び方
カードをシャッフルして裏向きのまま山札として置きます。そして山札の1番上のカードをめくり、表向きで山札の隣に置きましょう。
最初のプレイヤーは、次に引くカードが場に出ているカードよりも数字が大きい(ハイ)か、小さい(ロー)かを予想して宣言し、宣言後に山札からカードを1枚引いて場に出します。場に出たカードが宣言通り当たっていたらそのまま次のプレイヤーに順番が回り、同じようにハイ or ローの宣言をしてカードをめくりましょう。
もしも宣言が外れていた場合は、飲み会らしくお酒を飲むなどの罰ゲームをしてから次のプレイヤーに順番が移ります。
スプーン
スプーンとは、同じ数字を4枚集めることを目指すシンプルなゲームです。程よい緊張感とスピーディーに進行するゲーム性が特徴で、飲み会の席でも手軽に楽しむことができます。
基本情報
スプーンの基本情報は以下の通りです。
プレイ人数 | 3~8人 |
必要なもの | トランプ1組(ジョーカー除く) 参加者の人数よりひとつ少ない数のスプーン |
カードの強さ | 2<3<4<……<Q<K<A |
事前に参加者の数に合わせて、トランプから同じ数の数字のカードを4枚ずつ抜き出しておきましょう。(6人参加ならA〜6のカードを4枚ずつ)
遊び方
ゲーム参加者の数より1つ少ない本数のスプーンを中央におき、各プレイヤーに均等にカードを配ります。
ゲームの開始とともに、全てのプレイヤーは自分の手札から不要なカードを1枚選んで左隣の人に渡し、それと同時に右隣の人から渡されたカードを受け取ります。これを一定のリズムで繰り返しましょう。自分の手札が同じ数字のカード4枚になったタイミングで、中央に置いてあるスプーンを素早く取ります。他のプレイヤーは、他の人がスプーンを取ったのを確認したら自分も取りにいきましょう。
スプーンは参加者よりもひとつ少ないため、スプーンを取ることのできなかったプレイヤーが負けとなり、罰ゲームとなります。
まとめ
飲み会はみんなで集まってワイワイ話すだけでも楽しいですが、そこにゲームなどを取り入れるとさらに盛り上がります。
トランプゲームはルールも簡単なものが多く、なによりトランプ1組(と、その場で調達できるもの)さえあれば遊べる手軽さも魅力です。是非飲み会の際にはトランプを持参してみんなで盛り上がってみてはいかがでしょうか。