【トランプ】「ピケット」ルールと遊び方について紹介!

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【トランプ】「ピケット」ルールと遊び方について紹介!

フランスの貴族が愛した知的トランプゲーム、「ピケット(ピケ)」を完全解説します。32枚のトランプを使い、少ない札だからこそ相手の手札が読みやすく、運だけでなく戦略が勝負を分けます。ピケットは現在ほとんど見かけなくなりましたが、ヨーロッパのトリックテイキングゲームの基礎となった歴史的なゲームなのです。

目次

ピケットとは?

ピケットはフランス発祥の2人専用トランプゲームで、知的で戦略的な駆け引きが魅力です。52枚のトランプ2から6の数字カードを抜き、7からエースまでの32枚だけを使うのが特徴。このコンパクトなデッキだからこそ、相手の手札の可能性が絞られ、推理力が試されます。

プレイ人数2人
対象年齢12歳以上推奨
難易度上級者向け

日本では大富豪やスピードが主流の中、ピケットはまさに「知る人ぞ知る」幻の名作です。ルールはやや複雑で上級者向けですが、トランプの奥深さを再発見させてくれる心理戦の世界へ飛び込みましょう!

ピケットの歴史について

ピケットの歴史は16世紀初頭のフランスに遡り、ルネサンス期の宮廷で生まれ、貴族たちが夜な夜な集まって遊んだ記録が1530年頃から残っています。当初はスペインの「プライメイロ」から影響を受けたと言われ、トリックテイキングと組み合わせの要素を融合させた革新的なゲームでした。

20世紀に入り、より簡単なポーカーやブリッジが主流になり、現在ではあまり情報がありません。しかし、32枚デッキの洗練されたルールは現代でも色褪せず、500年以上の歴史が証明するトランプゲームの最高峰です。

ピケットの基本用語

ここでは、ピケットで遊ぶ際に使われる基本用語について解説していますが、分かりやすく「山札」「先手・後手」と使ってもかまいません。

用語意味
タロン手札交換用の山札
エルダー先手
ヤンガー後手
パーティ6ゲーム1セットのピケットの一般的なゲーム単位
トリックプレイヤーが1枚ずつカードを出し合う
リードトリックの最初にカードを出すこと
フォロー・スートリードされたカードと同じスートを出すこと
ラフリードされたスートを持っていない場合に別のカードを捨てる
カード・ポイント特定のカードを取ることで得られる点数

『ピケット』交換と宣言用語

ピケットの真髄は宣言フェーズでの得点計算で、ここでは手札の強さを専門用語で競い合います。

用語意味
ポイント同じスートのカードの合計枚数
シークエンス同じスートが3枚以上 ティアース(連続3枚)、クォート(連続4枚)、クィント(連続5枚)
セット10以上のランクカードで同じスートが3枚または4枚 トリオ(3枚)、キャトーズ(4枚)
カルト・ブランシュ手札に絵札(J、Q、K)がない状態

ピケットで使うカード

ピケットでは、通常のトランプ52枚から数字の2から6を抜いた、合計32枚のデッキを使用します。

  • 7、8、9、10(各スート4枚×4=16枚)
  • J、Q、K(各スート3枚×4=12枚)
  • A(各スート1枚×4枚=4枚)
  • 強さの順番:A>K>Q>J>10>9>8>7

この32枚だからこそ、「相手がスペード何枚持ってる?」という確率計算が明確で面白いのです!2人で12枚ずつ配り、残りの8枚をタロン(山札)に、普通のトランプから5分で準備完了です。

ピケットのルール

1ラウンドは交換→宣言→トリックプレイの3つの流れで進行し、まず各プレイヤーに12枚ずつ配って残り8枚をタロン(山札)として中央に伏せて置きます。それぞれがタロンからカードを交換して、強い手札を整えるところからゲームが始まります。

宣言フェーズでは、ポイント(同じスートの枚数)、シークエンス(連続したカード)、セット(同じランクのカード)といった組み合わせを競う。最後のトリックプレイでは、交互にカードを1枚ずつ出し合い、強いカードを出した方がそのトリックを取って追加点を得ます。

出典元:Gather Together Games

ピケットの遊び方

それでは実際にピケットで遊んでいきますが、1ラウンドの流れをステップごとに解説しています。

  1. 準備(カード配布):エルダーに12枚、ヤンガーに12枚、タロンに8枚
  2. 交換(手札強化):不要なカードを捨ててからタロン上から同枚数引く
  3. 宣言(得点争奪):手札を宣言し合い、高い方が得点ゲット
  4. トリックプレイ(12回勝負):強い方がトリック勝負でカード・ポイント獲得
  5. ラウンド終了:宣言点+トリック点を合計、先に100点取った方が勝利

ピケットで勝つためのポイント

ピケットで勝つには運も大事ですが判断力がカギとなり、まず交換フェーズが勝負の8割です。12枚の手札から最大5枚をタロンと交換するので、「スペードが多い」「連続札がある」手札を残し、無駄な数字札を捨てます。

宣言フェーズでは控えめに、ポイントやシークエンスを全部宣言するとトリックで使う強いカードがバレて不利に。トリックプレイでは序盤は弱いカード、中盤でエースというリズムが基本で、12トリックの内訳は「前半4回様子見」「中盤4回本気」「終盤逃げ切り」です。

ピケットに似たトランプゲーム

ピケットはトリックテイキングの名作ですが、似たスリルが味わえるゲームがいくつかあります。「ベーシック」は32枚デッキまたは64枚を使用し、組み合わせ宣言で高得点を狙い、長丁場の駆け引きがクセになります。

「クリベッジ」はスコアリングの妙を楽しむ名作で、ピケット同様、連続札やペアでポイントを積み上げていきます。ユーカーはアメリカで大人気の速攻戦で、24枚のカードを使用し、4人で遊ぶトリックテイキングゲームです。これらでスキルも爆上がり、ピケットファンならハマること間違いなしのトランプゲームです!

まとめ

ピケットはトランプから数字の2~6を抜いた32枚で遊ぶ、2人専用のフランス古来からあるトリックテイキングゲームです。12トリックの駆け引きが魅力で、交換フェーズで手札を整え、宣言で戦略を隠しつつ、序盤弱く中盤エースのタイミングで攻めぬきましょう!トランプ1つでいつでも遊べる手軽さと、頭脳戦のスリルをぜひ味わってみてくださいね。

この記事を書いた人

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