数多くあるトランプゲームの中で「ゴーフィッシュ」は子供でも簡単に遊ぶことができ、ルールも非常にシンプルなトランプゲームです。2人からでも遊ぶことができるため、トランプゲームで遊ぶ時に大人数ではない時にもおすすめできます。今回はゴーフィッシュのルールや遊び方について詳しく紹介していきながら魅力や勝利のコツについても解説していきたいと思います。
ゴーフィッシュとは?
「ゴーフィッシュ」とは世界中で親しまれているトランプゲームの一つで、ゲーム内で相手にカードをお願いして失敗した時にいわれるセリフとして使われています。プレイ人数は2人から6人まで遊ぶことができ、理想的な人数は3人から5人といわれています。対象年齢は幼児から大人まで遊べるといわれており、トランプゲームの難易度の中でも非常に低く気軽にプレイできます。
プレイ人数 | 2人〜6人 |
対象年齢 | 幼児〜大人 |
難易度 | 簡単 |
ゴーフィッシュの歴史について
「ゴーフィッシュ」の起源は19世紀アメリカに登場したといわれており、もともとは教育的なカードゲームとして作られたといわれています。簡単なルールや少ない道具でプレイすることができるため、学校や児童館などでも広く使われています。カナダやイギリスなどの英語圏では、現在も子供の定番カードゲームとして遊ばれており、日本でもババ抜きや七並べなどと並ぶトランプゲームの一つとして遊ばれています。
ゴーフィッシュの基本用語
「ゴーフィッシュ」の基本用語は他のトランプゲームにも使用されている用語が多く、同じ数字のカードを4枚集めたもののことを「セット(またはブック)」と呼びます。カードを持っているか確認するターンの際にカードを持っていなかった場合には「ゴーフィッシュ」と叫んで山札からカードを1枚引きます。山札からカードを引いてほしいカードが出た時には「ヒット」と叫ぶともう一度ターンを継続することができます。自分のターンが終わり次のプレイヤーに順番が回ることを「スキップ」といいます。
ゴーフィッシュで使うカード
「ゴーフィッシュ」で使うカードはジョーカーを除いた52枚のトランプとなり、カードの構成は4種類のスートでAからKまでの13枚ずつを使用します。各カードの役割はAからKは数字によってカードのグループが決まっています。スートは「ゴーフィッシュ」では特に関係ないため、スペードの5でもハートの5でも同じ5のグループとなります。同じ数字が4枚揃うことで1セットとなり得点となります。
ゴーフィッシュのルール
「ゴーフィッシュ」のルールは、まず人数によって手札として配るカードの枚数が異なります。2人から3人の場合は1人あたり7枚で、4人以上の場合は5枚配っていきます。残りのカードは山札として中央に置いておきます。カードを尋ねて「ゴーフィッシュ」といわれた時に山札から1枚カードを引いて、自分が聞いた数字のカードが出た場合は自分のターンを継続することができます。山札がなくなった時にはカードを引くことはできません。
ゴーフィッシュの遊び方
「ゴーフィッシュ」は同じ数字のカードを4枚セットでできるだけ多く集めることが目的となります。自分のターンになった時に手札から1種類の数字を選択し、相手に数字を持っているか尋ねます。この時に重要なのは自分がその数字のカードを最低でも1枚持っていないといけないことです。そして相手がカードを持っていた場合は全てもらい、もらえた場合はもう一度自分のターンになります。
カードを持っているか予測しながらセットを作る
「ゴーフィッシュ」の自分のターンで相手に数字を尋ね持っていなかった時には、相手から「ゴーフィッシュ」といわれ山札からカードを引かなければいけません。山札から引いたカードが自分が尋ねた数字と同じだった場合は、もう一度自分のターンを続けることができます。手札の中に同じ数字のカードが4枚揃ったら1セットとして場に出していきます。これを繰り返していき、山札のカードと誰かの手札がなくなった時にゲームが終了となります。
ゴーフィッシュで勝つためのポイント
「ゴーフィッシュ」で勝利するためには相手の質問から相手がどのカードを持っているか覚えておくことが重要です。また山札からカードを引くため、相手がどのカードを集めているかも予測しておくことが勝利への鍵となります。セットは欲張らず手札で完成したらすぐに出して確保しておかなければ、相手のターンでカードを渡してしまうことになるのです。
カードを聞く時の戦略
「ゴーフィッシュ」でセットをいち早く作る方法として、自分の手札に2枚以上あるカードの数字を優先して相手に聞いていきます。相手に悟られてしまう可能性がありますが、セットを作る上で手札に複数枚カードがある場合には4枚に近づける1番の方法となります。逆にカードを聞く際にあえて自分が1枚も持っていない数字を聞くことも効果的です。理由としては相手が持っているか持っていないかの情報を得られて、相手に同じ数字を聞かれた場合にはカードを奪われずに済むということが挙げられます。
相手の手札を減らすか山札に頼るかのタイミング
「ゴーフィッシュ」は山札と誰かの手札がなくなった時点でゲームが終了となるので、相手のカードを少なくして行動の幅を狭くさせるか、質問を外して山札を引くかのどちらかで攻略していくことが鍵となります。自分がセットを多く作れている場合は相手にセットを作らせないように、質問を外して山札からカードを引くという戦略も必要になっていきます。山札が減ってきた時には質問する相手を慎重に選ぶことも重要です。
まとめ
今回はトランプゲーム「ゴーフィッシュ」のルールや戦略について詳しく解説していきました。子供でも遊ぶことができる簡単なルールであることから、気軽にプレイすることができます。しかし大人同士でプレイする際には高度な心理戦が繰り広げられることがあるため、奥深いゲームとしても親しまれているようです。家族で一緒に遊ぶ時には気軽に遊び、友達同士で遊ぶ時には戦略を立てながら遊ぶのも楽しいかもしれません。