【トランプ】「スラップジャック」ルールと遊び方について紹介!

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【トランプ】「スラップジャック」ルールと遊び方について紹介!

スラップジャックとはトランプを使った反射神経系のカードゲームで、子供にも人気のあるシンプルさが魅力のゲームです。スラップジャックは少人数だけでなく大人数でも遊ぶことができ、速度感のあるゲームであるため大人数の場合には混乱するという面白さもあります。子供だけではなく大人同士でも遊ぶことができ、似ているゲームもあるため初めて遊ぶ際にも覚えやすいのではないでしょうか。

目次

スラップジャックとは?

スラップジャックは反射神経が重要となる速度感のあるトランプゲームで、遊び方は非常にシンプルです。スラップジャックの最大の特徴は、Jのカードが出た時に山札を早く叩いたプレイヤーが有利になるというルールがあります。シンプルなゲームのルールであることから、小学生でも遊ぶことができ、トランプ一つでどこでも気軽に楽しむことができるのが魅力の一つです。

プレイ人数2人〜5人
対象年齢小学生〜
難易度簡単

スラップジャックの歴史について

スラップジャックの起源は正確には明らかになっておらず、ヨーロッパのカード文化と深い関係があるのではないかといわれているようです。17世紀から18世紀にスラップタイプのカードゲームが存在しており、派生したものがアメリカに伝わったとされています。フランスの「スナップ」や「ビート・ザ・ジャック」などは、カードが出た瞬間に素早く反応する反射神経系のゲームです。これらからさらに遊びやすくなったのがスラップジャックではないかといわれています。

日本でも似ているゲームが知られている

19世紀にはアメリカでスラップジャックが広く親しまれるようになり、学校などでも定番のトランプゲームとして人気になったそうです。現在ではスラップジャックに似ているゲームが多いようで、「エジプシャン・ラットスクリュー」というゲームや日本でも「ぶたのしっぽ」と呼ばれる反射神経を競うトランプゲームが生まれ叩く系のゲームとして親しまれています。

スラップジャックの基本用語

スラップジャックには他のトランプゲームのような専門用語はあまりなく、スラップジャックならではの言い回しの用語があります。最もよく使われるのがゲームの主役となるジャックのカードを引いた時に全員が山札を叩くというスラップです。逆にジャックではないカードの時に誤って叩いてしまうことを、フェイクスラップと呼ばれています。この場合は自分の山札から1枚を場に出さなければいけないルールがあるので注意が必要です。

スラップジャックで使うカード

スラップジャックで使うカードはトランプ1組でジョーカーを除いた52枚で行います。大人数で行う場合には一人ずつの山札の数が少なくなるため数人で行うのが一般的です。カードのスートは特に区別されることはなく、数字の強さについても関係ありません。しかし最も重要なのがジャックのカードで、ゲームの中心となるため開始前にはよくシャッフルした状態でプレイすることをおすすめします。

スラップジャックのルール

スラップジャックのルールは至ってシンプルで、子供でも理解して遊ぶことができます。そのため慣れてきた時には、ルールのバリエーションを増やしたり変更して遊んでいる人もいるようです。一般的にはジャックのカードがスラップのカードになりますが、クイーンやエースなどで行うこともできるため子供の知育のために変えたりもすることができます。またスラップの条件となるカードを複数枚にし、複雑化しより高度な反射神経ゲームにしたりもするようです。

ジャックを叩いた人の権利

スラップジャックでジャックが出た瞬間に全員が山札を叩きますが、一番早く叩くことができたプレイヤーは場の山札を全て自分の山札の下に加えることができます。逆にジャックではない時に山札を叩いてしまった場合には、ペナルティとして自分の山札から1枚場にカードを差し出さなければいけません。このペナルティにもハウスルールがあり子供と一緒に遊ぶ際には自分の番が飛ばされるなどの優しいルールもあるようです。大人数の場合には山札を全て没収する高リスクのルールなどもあります。

ペナルティのバリエーション

スラップジャックでフェイクスラップをしてしまった時に、スリルを増やしたいのであれば山札を場に出し次のジャックで叩けなければ即脱落するという山札没収方式があるようです。盛り上がるペナルティとしてはフェイクスラップをした時に、一発ギャグをするという罰ゲーム方式などもあります。この場合は山札が少なることがないため子供と一緒に遊ぶ時やパーティーなどにおすすめです。

スラップジャックの遊び方

スラップジャックの遊び方はゲーム開始前にトランプをよくシャッフルし、ジョーカーを除いた状態でプレイヤー全員に均等にカードを配ります。各プレイヤーは自分の手札は見ずに裏向きの山札として自分の前に置いた状態が基本的な形です。プレイヤーは順番に1枚ずつカードをめくって中央の場に出していきます。その際にジャックがでたら場の山を叩き、一番早く山を叩けたプレイヤーが山札を獲得することになるのです。

山札がなくなっても次のジャックで復活の可能性がある

スラップジャックの一般的なルールではフェイクスラップを行った場合、自分の山札から1枚場に戻さなければいけません。そのため自分の山札がなくなってしまったら脱落となってしまうのです。しかし次のジャックが出た時に一番早く山を叩くことができれば場に出ていた札が全て自分のものになるので、復活して再びプレイに参加することができます。最後まで山札を残していたプレイヤーが勝者となるので、終盤で逆転勝ちするということもあるようです。

まとめ

今回はトランプゲームの中でも反射神経を競うゲームとして知られている、スラップジャックのルールや遊び方について紹介していきました。スラップジャックは反射神経も必要ですが、自分以外のカードにも集中していなければいけない集中力も重要になっています。そのため子供と知育のために行うこともあるようです。家族でも盛り上がることができるシンプルで楽しいゲームなのでぜひ遊んでみてください。

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